インターネットからマンションの売却に関するご相談を頂きました。不定休のお仕事をされているお客様で中々お会いすることができず、室内を拝見せずに机上査定という形で価格をお伝え致しました。
それから1年後、突然そのお客様から「訪問査定をお願いしたい」旨のご連絡を頂きました。
ご自宅へ伺うと新築から20年お住まいになり、ペットも2匹飼っていらっしゃったこともあり、室内状況は良好と言えるような状況ではありませんでした。
お会いできたのは奥様だけで、ご事情を伺うと「離婚に伴い、マンションを売却したい」とのことでした。
しかしながらマンションは共有名義で住宅ローンも連帯債務で借入れをされており、奥様のお気持ちのみで売却することは不可能でした。後日別席でご主人様にお会いさせて頂き、奥様のご意向とご売却をすることによるメリットをお伝えし、何とかご主人様にもご了解を得ることができました。ご夫婦共働きでどちらも不定休のため、購入検討者の内覧の立会が難しく、活動は中々スムーズに進みませんでした。販売活動中は何度も奥様とご主人様と個別に打ち合わせを行い、ご希望条件を調整させて頂き、結果として「不動産業者による買取」という形で双方にご納得頂き、ご成約に至りました。住宅ローンも無事完済でき、奥様には再スタートのため、新たにマンションの購入のご相談を頂きました。